研究授業(6年1組)
2024年10月16日 12時40分15日(火)の5校時に、6年1組の研究授業がありました。
国語科の単元「みんなで楽しく過ごすために」の学習でした。
授業では、初めに学習のめあて「友達の意見を聞いて、考えを広げたりまとめたりしながら将来に生きる話合いのスキルを身に付けよう。」の確認をしました。
次に、「目的に沿って話し合う。」「具体的な意見を述べる。」など、活発な話合いにするための6つのポイントを押さえた後、「1年生との遊び」について話し合いました。その際、話合いの論点が絞られるよう、「1年生が難しくない遊び」「危険のない遊び」「体育館か教室で45分間」の3つの条件を提示しました。話合いは、児童全員を「話合いを進めるグループ群」と「話合いを聞くグループ群」とに分け、それぞれのペアのグループを作り、話合いに参加させました。自分の考えを積極的に発言し合う中で、自分の考えをまとめたり、広げたりする姿が見られました。
振り返りの時間も十分に確保しました。話合いにおける成果や課題を出し合い、各自が活発な話合いにするための6つのポイントを基に5段階評価をしていきました。最後に、振り返りのアンケート結果を基に、本時の活動を振り返り、今後の話合いに生かせる手掛かりを探らせました。
「教育は人なり」と言われます。学校教育は、その担い手である教師の指導力、豊かな人間性を抜きには語れません。「個別最適な学び」や「協働的な学び」を実現するためには、学級担任の一人一人の子どもたちへの深い理解と愛情が、何よりも重要な要素であることを改めて実感させられたように思います。M先生、放課後の音楽指導や美術展に向けての作品づくりなど、多忙な時期に授業を公開していただき、本当にありがとうございました。