１２日（水）の２校時に、３年１組の研究授業がありました。

国語科の単元「まいごのかぎ」の学習でした。

はじめに、それぞれの場面で起こった出来事と、一の場面と五の場面での主人公「りいこ」気持ちの変化について確認しました。その後、初発の感想から出された気付き、疑問を基に立てた「みんなで考えたい問い」について考え合ったことを確かめた後、本時のめあての確認をしました。

次に、題名の「まいごのかぎ」の「まいご」なのは誰か、また、そう思った理由を伝え合いました。その際、タブレットのロイロノートを活用しました。同じ考え同士の子とで意見交流した後、違う考えの子と意見交流し、多様な見方・考え方に触れさせました。そして、全体での話合いにより、自分の考えを広げたり深めたりする姿が見られました。

最後に、本時のまとめとして、この作品がみんなに伝えたかったことは何か考え、主題に迫りました。全体での話合いを通じて、作品世界への理解を深めるとともに、文学教材を想像力豊かに読むことの楽しさに気付くことができました。

それぞれの活動に集中して取り組み、意欲的に学びに向かう姿勢が感じ取れた１時間でした。

授業だけでなく、教室内や廊下の展示物も子どもたちの　学習意欲を喚起する環境となっていました。

これから読む物語でも、出来事や人物の気持ちの変化に気を付けながら読み進め、作品世界を思う存分楽しんでもらいたいと思います。