研究授業(5年1組)・表彰式
2024年10月23日 14時40分23日(水)の2校時に、5年1組の研究授業がありました。
国語科の単元「固有種が教えてくれること」の学習でした。この教材は、今年度から採用されたもので、固有種が、豊かで多様な日本の自然環境のすばらしさを伝えてくれる存在であることを教えてくれます。そのことを筆者は論の進め方を工夫したり、図表を効果的に使ったりしながら読み手に伝えています。
授業では、初めに学習のめあて「文章について自分の考えをまとめ、考えたことをグループで伝え合おう。」の確認をしました。
次に、前時までの学習内容を基に、筆者の考えにどのくらい納得できたのかを4段階で評価しました。その際、文章の内容だけでなく、筆者の論の進め方や資料の用い方にも触れながらまとめるよう働き掛けました。
その後、ペアやグループと学習形態を変えながら、自分たちの考えを交流し合いました。評価が同じでも理由が異なることや、違う評価の友達も多くいることが分かりました。ペアでの自由交流やグループで交流を通して、多様な考えに触れることができました。
振り返りの時間には、友達の考えを聞いて、感じたことや思ったことをワークシートにまとめました。資料の効果に触れながら、筆者の考えや説明の工夫について、自分なりの考えをまとめる子もいました。
授業を通して、高学年らしく落ち着いた態度で学習に取り組み、一人一人が目的をもって学習課題の解決を図ろうとする姿が見られました。
表彰された子どもたちの表情はとても晴れやかでした。今後も、自分の得意分野を伸ばし、目標にチャレンジする姿が見られることを期待しています。